イベント概要
このたびブルームバーグでは、データサイエンスの最先端とその応用について知識と考察を深めるイベント「Bloomberg Data Science Conference~金融と自然言語処理、今と未来」を開催いたします。
今、金融業界はAI導入で革新的な変化を遂げつつあります。ブルームバーグの人工知能技術や大規模言語モデル(LLM)に関しても多数のお問い合わせをいただいており、弊社でも自然言語処理技術をプロダクトに次々と適用し、プラットフォームを発展・進化させてまいりました。
本イベントでは、ニューヨーク本社でこうした研究開発に携わるトップエンジニアが数名来日し、直近2年間のトレンドや世界の金融機関の言語モデルの活用方法など、事例を交えて解説します。
また、AI研究における地殻変動、金融業界におけるビックデータの分析インフラの今後について、BQuantエンタープライズや人工知能の開発ロードマップに沿ってご紹介するとともに、BQuantハッカソン2024 の開催概要を当日発表いたします。
後半のパネルディスカッションでは、「AIと金融業界の変化」と題し、日本の金融業界およびアカデミアから人工知能の専門家をお招きし、最新の情報を踏まえた業界の課題を分析し、AIが導く未来を展望します。
本カンファレンスは、金融業界の皆さまがデータとテクノロジーのトレンドや最先端の技術について知見を深め、自由に意見交換ができるような場を提供することを目指しています。なお、大変人気のイベントとなることが予想されますので、お早めのご登録をお勧めします。
開催日時:
2024年3月13日(水)
セミナー 16:00-18:00 (開場: 15:30)
懇親会 18:00-19:00
会場:
ブルームバーグ東京オフィス
(東京都千代田区丸の内2-4-1丸の内ビルディング21F)
言語:
英日両言語で実施します。会場では同時通訳をご用意しております。
登録期限:
2024年3月11日(月)正午
ただし、満席になり次第締め切りをいたします。事務の都合上、参加登録は上記記載の期日までにお願い申し上げます。
期限が過ぎましたので登録を締め切りました。参加ご希望の方は、ブルームバーグ営業担当へご連絡ください。
※ お客様のご登録情報は、当セミナーの円滑な運営(参加者名簿の作成、出欠確認、必要なご連絡等)及び今後の情報提供(各種セミナー等のご案内、ご質問・お問い合わせに対するご回答等)のために利用いたします。
※ 報道関係者様および同業他社様のご参加はお断りしておりますのでご了承ください。
※ イベントについてのご質問は、ブルームバーグ・グローバルイベントチーム(jpseminar@bloomberg.net)までお願いいたします。
※ プログラムの時間は前後する場合がございます。
アジェンダ
- 15:30 – 16:00
受付・開場
- 16:00 – 16:05
開会挨拶
- 16:05 – 16:25
「LLM(大規模言語モデル)最先端の研究動向と金融業界での適用事例」
ブルームバーグ CTO室 クオンツテクノロジー戦略責任者
ギャリー・カザンツフ- 16:25 – 16:45
「BQuantと人工知能モデルのロードマップ」
ブルームバーグ CTO室 BQuant 言語分析・日中データ分析プロダクトマネージャー
セバスチャン・ドナディオ- 16:45 – 16:55
休憩
- 16:55 – 17:05
「金融業界の課題とビックデータ分析インフラ」
みずほ銀行 証券投資部投資アナリシスチーム 参事役
飯田 祐介 氏- 17:05 – 17:15
「モダンクラウドプラットフォーム」
ブルームバーグ クラウドアーキテクト
アルテム・アダムス- 17:15 – 17:55
パネルディスカッション「AIと金融業界の変化」
パネリスト:
東京大学大学院 工学系研究科システム創成学・教授 和泉 潔 氏
三井住友DSアセットマネジメント 運用部 運用開発グループ グループヘッド 廣瀬 勇秀 氏
SBI金融経済研究所 研究主幹 兼 SBIホールディングス 生成AI室 プロジェクトコーディネーター 副島 豊 氏
モデレーター:
ブルームバーグ クオンツソリューション部 APAC共同責任者 神田 竜児- 17:55 – 18:00
閉会挨拶
- 18:00 – 19:00
ネットワーキング懇親会
・登壇者への個別の質問も懇親会中に承ります。
・軽食とお飲み物をご用意しております。
スピーカー
飯田 祐介 氏
京都大学大学院数理・解析専攻修了後、2010年にみずほ証券に入社し、エクイティ部で仕組債のプライシングモデル開発に従事。その後、みずほ銀行の市場開発部にてマージン規制・XVAの導入等を担当。同証券投資部では日本国債と日本株のポートフォリオ運用を経験。現在は、運用部門での予兆モデルの開発と、AIを活用した投資戦略の構築に従事。シカゴ大学で金融工学の修士号を取得。
和泉 潔 氏
1993 年東京大学教養学部基礎科学科第二卒業.1998 年同大学院博士課程修了.博士(学術).同年より2010年まで,電子技術総合研究所(現 産業技術総合研究所) 勤務. 2010年より東京大学大学院工学系研究科 准教授.2015年より同教授.金融情報学,市場シミュレーションを研究.
廣瀬 勇秀 氏
三井信託銀行(現三井住友信託)に入社後、プラザアセット、住友信託銀行(現三井住友信託)を経て、2017年に大和住銀投信投資顧問(現三井住友DSアセットマネジメント)に入社。現在は、市場の実証分析やAI・機械学習などの先端研究の結果を、様々な形で運用部門全体に提供することをミッションとするグループのヘッドを担当。
副島 豊 氏
2023年6月より現職。1990年に日本銀行に入行し、金融研究所や金融市場局、金融機構局、決済機構局、調査統計局などで、リスク計量クオンツ業務、市場分析、マクロプルーデンス、決済システム解析や規制・制度のデザイン、景気・経済調査に従事。金融研究所長、FinTechセンター長などを歴任。1990年代よりAIやビッグデータ解析など、最新の分析手法を日本銀行に導入。代表的なレポートである金融システムレポートやマーケットレビュー(日銀レビューの前身)を創刊。決済システムの国際基準やCBDCなど国際フォーラムにも参加貢献。中央銀行DXの推進役も担う。
ギャリー・カザンツフ
ブルームバーグの CTO 室でクオンツ テクノロジー戦略の責任者。 現職前、同社の機械学習エンジニアリング グループを立ち上げ、計算言語学、機械学習、金融が交差する分野のプロジェクト (金融ニュースのセンチメント分析、市場影響指標、統計テキスト分類、ソーシャル メディアなど) を率いる。2007 年にブルームバーグに入社以前は、ボストン大学で物理学、数学、コンピューター サイエンスの学位を取得。フィンテックおよび機械学習の新興企業で顧問の役割に従事し、過去 20 年間、さまざまな技術および学術組織に従事。世界中の業界イベントや学術イベントで定期的に講演するほか、KDD データ サイエンス + ジャーナリズム ワークショップ プログラム委員会のメンバーであり、AI & データ サイエンス イン トレーディング カンファレンスの諮問委員会のメンバーでもある。 また、コロンビア大学で開催される毎年恒例の Machine Learning in Finance カンファレンスの共催者も務める。
セバスチャン・ドナディオ
ブルームバーグのCTO室で言語分析・日中データ分析のプロダクトマネージャーを務める。ドナディオは、ハイパフォーマンス・コンピューティング、金融インフラ開発、ファイナンシャル・コンピューティングの分野で20年近い経験を持つ。現職前はHC Technologiesのソフトウェア・エンジニアリング責任者、Sun Tradingのクオンツ取引戦略ソフトウェア開発者、国防総省のプロジェクト・リーダーなど、幅広い職業経験を持つ。10年ほど前から、シカゴ大学、ニューヨーク大学、コロンビア大学でさまざまなコンピューターサイエンスの講義を担当し、HFT(高頻度取引)システムやトレーディングアルゴリズムに関する共著がある。
アルテム・アダムス
アダムスは、IBMとMongoDBでの豊富な経験を持つクラウドおよびアプリケーションアーキテクト。彼はMongoDBのドイツと日本の主要企業に向けたプリセールスをリードし、データベース技術を日本市場に導入し、この企業のビジネスを日本で先駆けて展開した。英語、日本語、ドイツ語、ロシア語を流暢に話し、多文化的なコミュニケーション能力を発揮。
2023年からブルームバーグのBQuant Enterpriseのアーキテクトとして、クラウドベースのプラットフォームを通じて、日本クライアントを前進させる戦略的な役割を担っている。
神田 竜児
神田はブルームバーグのロンドン支店にてシニアクオンツデベロパーとして勤務したのちに日本の市場を担当。現在は日本とシンガポールを中心にBQuant Enterprise(クラウド基盤のデータサイエンスツール)のプロダクトの普及とクオンツデベロパーチームを率いる。BQuant Enterprise上にてのLLMとテキストデータの提供及びそれらを使用したワークフロー構築に力を入れています。
日時・会場
2024年3月13日(水)
セミナー 16:00-18:00
懇親会 18:00-19:00
ブルームバーグ東京オフィス
〒100-6321 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング21F